研究部門




消化管肝胆膵呼吸器移植がん先端医療外科集学的
治療学
乳腺脾・門脈血管がん分子
病態学
外科分子
治療学

消化器・総合外科(第二外科)の研究部門は、疾患別研究グループで構成されており、
基礎的研究から臨床的研究まで、積極的に研究活動を行なっています。


◆ 九州大学臨床研究倫理審査委員会の承認を受けた研究について
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外科分子治療学講座 Department of Surgery & Molecular Targeted Therapy

スタッフ紹介へ


外科分子治療学講座は、従来からの手術に分子生物学的手法および分子情報を有機的に取り入れた新しい外科治療体系を確立し、さらに、それを治療の最適化(個別化)に活用することを目的とし、基礎・臨床のトランスレーショナル研究を行うために新設された寄附講座です。

当研究室では以下の研究を行なっています。


1.分子情報に基づいた個別化至適術後補助治療の開発
手術により得られた腫瘍組織を用いて化学療法に関わる要素(抗癌剤感受性、分子標的遺伝子の発現修飾因子(genetic, epigenetic)、遺伝子変異・多型など)を調べます。その結果に基づいて、個々の症例に最適な抗癌剤および分子標的治療薬を投与し、その治療効果を判定します。さらに、予後予測が可能なバイオマーカーを決めていきます。


2.がん分子病態学講座との共同研究
乳癌治療において術前に乳癌組織の各種ホルモン感受性を解析し、それに基づいて治療法の選択が行われています。消化器癌においても術前に生検組織を用いてがんの増殖 ・ 浸潤 ・ 転移に関与する遺伝子発現あるいは遺伝伝子変異を解析し、単独あるいは複数の予後因子および薬剤感受性因子を決定し、その結果に応じた外科治療法の至適選択による個別化治療をめざしています。


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